2015年7月27日月曜日

2015年7月27日(月)の声予報

肺炎を起こす可能性もある誤嚥は、会話の減少などにより喉を使わなくなり、喉の筋肉が衰えることで起こりやすくなるということは知られてきました。昨日、「講演、講義、会議などで比較的会話をしているはずなのに、誤嚥して苦しくなったことがあるがそれは何故か?」と質問されました。「それは高い声を出していないからですよ」と答えました。物を飲み込む時には喉頭すなわち喉仏が上下に大きく動きます。この運動がスムーズにいかないと誤嚥しやすいのです。喉仏は会話時にはあまり動きませんが、笑ったり、驚いたり、そして歌ったりする時などは高い声、裏声などの発声を伴うので、上下に大きく動きます。ですから、日頃から喉仏が上下に動く声を出して、喉の老化を防ぎましょう。飲んで、笑って、歌って、騒いで・・・これが長生きの秘訣なのかもしれませんね。

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