2016年4月27日水曜日

2016年4月27日(水)の声予報

被災地での避難所などで静寂を保つために声を出さないでいると、声帯の筋肉が痩せて「声帯萎縮」というシワを作ってしまうために、そこから異物が肺に侵入するという誤嚥性肺炎のリスクを高めてしまうということをお伝えしましたが、それがネットニュースになりました。どうぞご覧ください。
エキサイト・コネタ「避難所生活でヒソヒソ声ばかりだと危ない「誤嚥性肺炎」
音痴のままだと、こうしたリスクもあるのですから早く直しましょう。

2016年4月24日日曜日

2016年4月24日(日)の声予報

被災地で肺塞栓症(エコノミークラス症候群)による意識不明の重体者が多数出たというニュースが駆け巡っています。エコノミークラス症候群とは、前の座席との距離が近い飛行機のエコノミークラスで、身動きが取れず体を動かすことのできない状態を長く続けることから血栓を作ってしまうという恐ろしい病気です。しかし、動かせないのは体だけではありません。避難所などで静寂を保つために声を出さないでいると、声帯の筋肉が痩せて「声帯萎縮」というシワを作ってしまうために、そこから異物が肺に侵入するという誤嚥性肺炎のリスクを高めてしまうのです。どうぞ、身体の体操だけではなく、皆で歌うなどして声帯の体操もやってください。

尚、この情報はエキサイト・コネタでも取り上げられました。http://www.excite.co.jp/News/bit/E1461073720560.html

2016年4月19日火曜日

2016年4月19日(火)の声予報

音痴の人はドレミファソラシドの音域を出せないので調子が外れてしまいますが、この「ずいずいずっころばし」は音の高低があまりないのでそうした人でもたやすく歌うことができます。ラップ調でもあるので何度も歌うことでリズム感が身に付きます。次に声の高さを全体的にあげてみましょう。さらに、裏声でも練習してみましょう。それを繰り返した後、ドレミファソラシドをゆっくり歌ってみてください。あれ、歌えるようになってませんか?

2016年4月15日金曜日

2016年4月15日(金)の声予報

「音痴って染(う)つるんですか?」はい、染つります。言葉を親から聴いて習得するように、歌い方も親から聴いて身に付けます。テレビやCDなどは伴奏が多すぎて歌い方を覚えるには不向きです。小さい子が好む音声で歌ってあげましょう。それは「マザリーズ」といって高めの声、すなわち裏声です。試しに『いない、いない、ばあ」を地声と裏声でやってみてください。裏声の方が好反応を示してくれます。ですから、あやすときも裏声が良いのです。パパやじーじも裏声で話しかけましょう。そして歌うときもです。裏声で歌えば地声で歌うよりも音程をつくる筋肉が働くので音程が良くなります。あやすときの裏声(マザリーズ)こそが、ご自身の音痴改善の声でもあるのですよ。

2016年4月11日月曜日

2016年4月11日(月)の声予報


生活環境が変わり新しい出会いも増える今こそ、良い印象を持たれたいものです。大切なのは笑顔。表情筋が上がると甲状舌骨筋が働いて声が明るくなり滑舌も良くなります。そして何より「下あごのたるみ」も改善できます。しかし、春は表情筋が上がりにくいって知ってましたか?それは冬から春にかけてのマスク着用にその原因があったのです。マスクの下では表情筋は動かしにくいために筋肉が衰えてしまっている可能性があるからです。笑おうとすると引きつってしまったり、下あごのたるみが目立ってきたら、表情筋が衰えてきた証拠。気が付いた時に1分で良いので、写真のように口角を上げる体操をいたしましょう。表情音痴にならないためにも。

2016年4月7日木曜日

2016年4月7日(木)の声予報

新年度となり新しい環境での生活がはじまります。この時期は特に自分の名前を相手に告げる機会が増えますね。自分のフルネーム、噛むことなく、滑舌よく、明瞭に発音できますか?自分にとっては至極当たり前の音声であっても相手には初めてなので思いのほか伝わりにくいものです。事前に練習をしておきましょう。自分の名前を「裏声」で5回連呼してください。その後、普段の声で発声すると格段に変わっていることが実感できるはずです。写真のように、
裏声は喉の筋肉が活発に働きます。それはのどピコの動きからも一目瞭然です。第一印象は大切です。いい声で自分の名前を告げるところから始めましょう。

2016年4月2日土曜日

2016年4月2日(土)の声予報


子供に自分の音痴がうつっては困る」というお母さんが、4歳のお嬢さんをつれてレッスンに来ました。写真のように、二人並んで、ドレミの練習。お母さんはお嬢さんの可愛い声を真似しながら裏声で。お嬢さんは、その裏声を真似てさらに可愛く歌います。乳幼児は裏声のような高い声を好みます。これを「マザーリーズ」といいます。因みにミッキー、ミニーも裏声でしょ。だから、母親が裏声で話しかけたり、歌ったりすると、好反応を示すだけでなく、マネをして可愛い声を発します。そして母親はその声を聴きながら更に裏声発声を保持する、ということができるのです。母娘の裏声相乗効果、試してみてください。