2010年6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」は、数々の科学的偉業を成し遂げました。その偉業を称え、宇宙航空研究開発機構（JAXA）の施設がある大船渡市などでは、「はやぶさ」の開発、運用に関わった人々の「あきらめない心」、「努力する心」を全国の方々に伝え続けていこうと、6月13日を「はやぶさの日」と制定したそうです。震災の後、私は大船渡を慰問に伺いました。その時「私たちは復旧を望んでいるのではありません、復興を望んでいるのです。復興にはいいアイディアが必要です。いいアイディアは心が豊かでないと生まれません。音楽は心を豊かにしてくれます。だから、来てくれてうれしいのです。」音楽で慰問することが役に立つのかと不安を抱える中で、救われた言葉でした。
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